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MAIN CAST&SITUATOPN
ルージョン /
愛情Aルートと思ったら、殺害Aルートに……。レハトが立ち去った後。
さよならの風
「ばあちゃん。これ、これ……。」
ルージョンは老魔女に本を見せる。老魔女の顔には、深いしわが寄った。
だが、何を言う事も無く中空を眺めた。いや、言う事が出来なかったのだ。もはや、返答する気力もなかった。土気色に変わっている顔がより一層、厳しい表情をする。
「ばぁちゃん! 待って、今すぐ……。今すぐ。」
ルージョンは慌てて本を開いた。そして、念じた。
命ず、命ず、命ず、我が命。削りて与えん。
命ず、命ず、命ず、削りて与えん、我が生命。
命ず、命ず、命ず、与え分けん、我が力。
命ず、命ず、命ず、我が魔の力。かの者に全てを与えん。
唱え終わると、小さな部屋が青白く包まれた。その光に慈悲は無く。ただ、蒼穹のようなはたまた、澄み切った藍のような色をしていた。
それは、ルージョンと老魔女を包み込んだ。
包み込むと同時に、ルージョンは何かに締め付けられるような感じがした。
でも、それすらも良かった。
「おばぁちゃん」
愛すべき人物の為ならば。
ルージョンは立って、老魔女を覗き込んでいた。次第に、顔色が土気色よりも生気が満ちてきた。
よかった。 ルージョンは微笑む。
それと、同時に崩れ落ちた。
もう立つ力すらもままならない。締め付けはより一層激しくなり、自身の体からはぽっかりと何かが抜け落ちていく。そんな感じがしていた。
「はは、よかった。よかった……」
『本当にかい』
不意な声にルージョンはぎょっとする。
『おばぁ……ちゃん』
老魔女が魔力を用いて、話しかけていた。
『私なんかの命を延ばすために、なんであんたが犠牲になる必要がある? 私は十分に生きた』
『私より……も、生きてて……欲しい。』
既に魔力すらも無いのか、たどたどしく答える。
『馬鹿な子だよ。あの子は良いのかい』
ルージョンは一粒の涙を流した。
『分かって……くれるよ』
『……』
老魔女は何も言わなかった。ルージョンも体内に魔力が入ってくる感覚がなくなったのを感じた。
「ごめんね……レハト」
もう、言葉すらも出なかった。
私の最期の魔力で。
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レハトは薄暗くなっている中ルージョンの家の方角を眺めていた。
「レハト様」
不意に後ろから呼ばれた。振り向くと、ローニカが立っていた。
「レハト様、お顔色が悪いですが、大丈夫でございます?」
レハトは、黙って頷く。ローニカの顔には安寧な顔が浮かんだ。
「レハト様、風が冷たくなってきます。お体に悪いですから、窓をお閉めくださいませ。」
そういって、ローニカは部屋を出て行った。帰ってきてから見ていたローニカは不自然な顔色の悪さを気にしていたのだ。
「あっ、レハト様」
そこには、サニャがいた。手にはお茶が入っているのだろうカップやらが盆の上におかれていた。
「お茶はいかがですか?」
「あぁ、頼む」
サニャがテーブルにお茶の用意をはじめたときだった。
ビュン
一陣の風が自室を通り抜けていった。すさまじい勢いだった。
「わぁ、つむじ風ですね。すごい強かったですね」
サニャはけらけらと笑いながら、レハトにたずねた。
レハトは決してサニャの方へと顔は向けなかった。
レハトの目には涙がたまっていた。
レハトの頭の中には、ルージョンの一言が渦巻いていた。
『天候とかだったら、特定の場所に風ぐらいしか吹かせられないよ。』
レハトはただ、静かに風が通り過ぎた後も外を眺めていた。次第に、涙も消えていった。
おしまい
















AUTHOR / 作者 totoriさん
はい、また私でございます。管理人様のお手間を考え、一気に3つ連投。文章のセンスは、3歳児以下ですのであしからず。
ルージョン殺害A、愛情A・Bを同時クリアして、すごっい印象に残ったので書き上げました。
創作じゃないんじゃね? と思われると思いますが自身も反省してます。
どっかしらから、物語の鍵を拾えれば、ある程度妄想力(笑)を働かせるので完成します。
何か、悲しいですよね。ルージョン殺害AED。
ネタバレになるので、詳細は話しませんが。こんな良い子が幸せにならないわけが無い! 不幸にしたら、最後に胸につき立てるぞ、レハトぉ!
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以下雑文。
名前をネセレにしていた所為か、愛情EDに行けず。なんか悲しいわ。
管理人様のHPに行きましたがすごいっすね。さすがというか。一回だけHP作りましたが、あんなきれいに出来るとは……。このサイトが一番ビックリでしたけどw