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MAIN CAST&SITUATOPN
ヴァイル /
内緒の酒盛りarrange
恨みと辛みと酒盛りと
「うえっ、そんな美味くないね」
レハトはヴァイルを見やった。美味い酒が入ったから飲もう、とヴァイルが誘ってきたの了承したのだ。まさか、ゲテモノだったとは…。
ヴァイルはムスッとしながらも、
「……。ごめん」
と一言言って酒を飲む。キュッとのどを通すといぶかしげな表情をした。
「これ、蒸留酒だよね。」
レハトはヴァイルに聞く。
「うん」
「利きすぎだよね。カラいっていうんだっけ?」
「もう、うるさい。いいよ、俺一人で飲むから。」
そういって、静かに湖を眺めながらちょびちょびと飲み始めた。
黒の月。第一週。来月に私たちはそれぞれの道を歩む。今、私の中にあるのは中途半端な思い。多分。来月で私たちの周りは激変する。私の周りの人も多分いないかもしれない。
ローニカは分からないが、サニャはもう帰ってしまっている。彼女のお父さんの具合が相当を悪いようだった。暇がほしいと彼女は涙ながらに訴えてきた。寂しいけど了承した。
サニャは去るときも泣きそうな顔でこちらを見て、行ってしまった。
なんか。
不意に悔しくなる。
私は帰れないんだよ…。どうなるのさ?
私は知らずの内に、バンと石畳を一回叩いていた。
不意にバンという音が耳についた。見ると、レハトが苦しい表情で石畳をたたいていた。
「レハト、大丈夫?」
レハトは僕を睨み付けるように見ていたからだ。普段、レハトが睨むことなんてほとんど無かった。少し驚いた。
「大丈夫じゃないよ。」
レハトは僕を見ているのではなかった。遠い向こうの彼方を見ている、そんな気がした。
「私はこのままじゃぁ、一人なんだよ!」
意味の分からない答えに僕は唖然としたが、少し合点もいった。多分、帰った従者の事でも思い出したのだろう。
「そう、一人。城で一人。私は囚われて自分の一生を終える! 何が、徴よ!」
「ねぇ…。レハト」
レハトはただ、肩を揺らしていた。泣いているのかとも思えた。
「ヴァイルはいいよね。私は……」
僕は何も言わずにレハトの頬へと、
パチンと自分の頬へと衝撃が伝わるのを感じた。痛みは少なく、ただ意識はハッキリとしていた。
「レハト、聞いて。僕だって、徴に囚われてる。もう生まれた時から。」
ヴァイルは睨むわけでもなく叱りつけるわけでもなく静かに諭すように言っている。
「レハトが一人なら、それを埋めるから」
……。涙が伝う。それと同時になんか、背中がムズムズするような……。なんか気持ちの悪い感情を抱いた。
「うん…。ごめん。」
「大丈夫ならいいのさ」
そう言って、ヴァイルはまた飲み直しはじめた。
うん。言おう。思ったことを。
私は決意をした。
「ヴァイル。さっきの発言。結婚してくれって受け取るよ。」
「んー。」
後日談。
「レハト、ごめん。」
私はギョッとした。この間は無しにしてくれということだろうか……。不安がよぎった。
「実は、あのお酒。調理酒だったんだって…。」
えっ。
「その日の、魚の酒蒸しがやたら美味かったでしょ…」
うん…。えっ?
「ごめんよ! ごめん!」
ヴァイルはしきりに私に謝った。すぐ許したけど…。
殴ろう。おもっきし。結婚したら。そう心に誓った。
















AUTHOR / 作者 ととりさん
「勉強が息抜きでゲームやるのが本業」by友人受験勉強しなさすぎてそう称されました。
というわけで、ヴァイルの小説です。楽しんでいただければ。
憎悪Bについて
あれを見るために、武勇を50キープしたのは自分だけではないはず。EDに監禁ってビックリでしたが、自分的には好いかなとw。
でも、やられてる当人からすれば溜まったもんじゃない(精神的にも肉体的にも)。
○○ッセさんについて
キャー、ヘタレツン! ヘタツン!
友情エンドも見ましたが、ディットンに行かれちゃいました(--〆)
でも、アイツは良い奴というのは知っているので小説にしry)